Interview

食べる楽しみ、愛しい時間を育むすまいすまい工房 S様のすまい

食べる楽しみ、愛しい時間を育むすまい
  • 木漏れ日そそぐキッチンで作る喜び

     心が浮き立つほど晴れ渡った日には、窓の向こうの緑が一層まぶしく見えます。青いタイルが印象的なキッチンから、親子のにぎやかな笑い声が聞こえてきました。次男の陽聖(ひさと)くんは奥さまと仲良くパン作りに没頭。長男の惟人(ゆいと)くんは、おやつの手作りプリンを取り出したところです。
     住まいは、家族の「食」を支えるキッチンをまんなかに考える暮らしの導線を大切にしました。「祖母の影響からか、昔から裁縫や料理などの“おうちしごと”が大好きなんです」と奥さま。そんな料理好きの奥さまが思う存分腕をふるえるキッチンと、季節の風がすっと抜ける心地いい庭がゆるやかにつながる間取りが特徴です。摘みたてのハーブをそのまま料理に使うような日々に幸せを感じています。決め手のひとつとなった“Miele”のオーブンや食洗機もフル活用しながら、思う存分、家事を楽しんでいらっしゃるようです。

    木漏れ日そそぐキッチンで作る喜び
  • “暮らしをつくる”ことを大切にした住まい。

    「すまい工房」との出会いを尋ねると、ご夫婦ともに、元々木の住まいへの憧れがあったことを話してくれました。そして、「デザインや性能へのこだわりだけでなく、“暮らしをつくる”ことを大事にしている点が、私たちが昔から大切にしているものと合っていると思ったんです」と話してくれたのが印象的でした。  こちらの住まいは以前、奥さまのお祖母さんが暮らしていた一軒家を建て替えたもの。使い継がれた道具も、自然あふれる環境も、なるべく無理なく活かした暮らしをしたいと想うようになったとか。みずみずしい植物に囲まれたウッドデッキに立つと、庭というより小さな森の中にいるような気持ちに。「遊びに来ると、いつも畑仕事をしていた祖母を思い出します。今もたくさんの山菜やハーブ、ゆず、柿、甘夏などが採れるんですよ。管理は大変ですが、家族そろって庭仕事が大好きになりました。私たちも季節ごとの楽しみを体感しています」。

    “暮らしをつくる”ことを大切にした住まい。