閉じる

木材について

天然乾燥

葉付き乾燥と伐り旬

葉付き乾燥と伐り旬伐った木を枝葉の付いたまま斜面に寝かせ、葉から水分を蒸発させる自然乾燥法のことを「葉付き乾燥」といいます。重量が軽くなるため、搬出コストが生材の6割以下ですみます。
9月から2月までの間に伐採した木は水分がかなり少なく、かびたり腐ったりしにくいといわれます。この時期を「伐り旬」といいます。「葉付き乾燥と伐り旬」この2つを守ることで、より良い天然乾燥材にすることができるのです。

色・艶・香り

色・艶・香り時間をかけた「本物の木」は香りや色艶がよく、経年美を楽しめる建築素材となります。また、切り旬に伐採することにより、カビや虫がつきにくく、お客様から「新産グループの木は生きている。艶が良い、香りが良い。」と好評です。木を活かすことで、私たちはお客様にいかされている思いです。

◎含水率と強度

含水率と強度すまいに用いられる木材は原木の選木と乾燥が命です。この乾燥が不十分ですと収縮や反り、腐食などを起こしやすく、すまいの品質に影響します。新産グループでは葉つき乾燥材をさらに保管倉庫で一年以上醸成。四季を経験させ、天然乾燥に時をかけます。
<天然乾燥の収縮と強度>
•収縮によるくるい等が大幅に減少
•強度性能が向上(さらに、含水率のばらつきによる強度のばらつきが少なくなり、材料としての信頼性が向上します。)

調湿性

調湿性天然乾燥材は人工乾燥材より調湿性に優れています。「グリーン建築推進協議会」の比較実験からその数値が確認できます。国産杉天然乾燥材・国産杉人工乾燥 材・国産杉集成材をそれぞれ24時間浸水させ、その後水から引き揚げて乾燥経過を測定すると、天然乾燥材は人工乾燥材と集成材に比べ2倍の吸湿量があることがわかりました。天然乾燥材は見た目の綺麗さだけでなく調湿性能も優れているのです。

独自流通ルート

コストパフォーマンス

コストパフォーマンス天然乾燥は、一年以上の年月がかかるので計画的な木材仕入→木材乾燥→木材加工→工事の計画が必要となり大変難しいと言われています。そのため、中小工務 店をはじめ、大手木造住宅メーカーでも殆どが人工乾燥材を使用しています。すまい工房(新産グループ)では年間工事計画から逆算し、計画的な仕入れを行うことによって流通コストを減らし、一般には困難な天然乾燥を実現しています。

環境

天然乾燥は、石油エネルギーを使わない環境にも大変やさしい乾燥方法で、すまい工房(新産グループ)では年間2千万円の化石燃料節約(=Co2排出削減)をしています。これら一連のビジネスプロセスは、2004年に農林水産大臣表彰を受賞するなど全国的に注目を集めています。

環境1.葉枯らし乾燥により重量が3/4になり、木材運送重量コスト3/4になる。
近くの山の木を地元で使うことで、エネルギー(石油資源)の節約につながる。
2.葉枯らし乾燥により、乾燥に化石燃料を使用しない。
(年間7,000m3を人工乾燥すると多量の化石燃料が必要)
3.炭素を固定する。
(杉10,000m3中に約6,000tのCO2を固定します。)

SGEC

SGECとは

SGECとは すまい工房(新産グループ)は住宅会社として九州初のSGEC認定を取得しました。これまで主に木材製材までの認定事業を取得する企業に限られていた認証 林産物流通システム(分別・表示システム=CoC認定)において、九州で初めて、最終製品である住宅建築までの流通・加工過程で認証を取得したことになります。

SGEC(Sustainable Gleen Ecosystem Council)森林認証制度

森林が適正に管理されていることを、中立的な第3者が客観的に評価し、社会に対してその価値を認定する制度です。SGEC認定住宅会社になったことにより、熊本、宮崎両県で育ったSGEC認定木材を使用した住宅に対して認証林材の使用証明書を発行することができるようになりました。使用証明書の発行により住宅においても食品のように木材の産地を明示することにもなり、近年住宅に健康面の安全性を求めるお客様が増えていることに対しても安心を提供することができるようになります。

ウッドマイレージ

地域材を使用することでCO2の削減になることを表すものに「ウッドマイレージ」があります。
私たちの消費している木材の多くは、世界中のはるか彼方から運ばれてきます。諸外国からの木材輸入に頼るのではなく、身近な森林資源を見直し、地域の木材利用へシフトすることが重要視されています。
木材はエコマテリアルな建築材料ですが、遠方国から運ばれてくる木材は、その輸入過程において莫大な二酸化炭素を排出しています。豊かな森林を持つ日本ですが、8割以上も輸入に頼っているため、「ウッドマイレージ(木材量×輸送距離)」は米国の4倍にもなっているのです。
では木材を運ぶ時にはどれくらい二酸化炭素を排出するのでしょうか。一般的に流通している木材(8割輸入材)を使用した住宅と、100%地場産材を使用した住宅と比較してみると、その違いがはっきりと見ていただけます。

ウッドマイレージ

自社工場

独自の技術開発・品質管理の徹底

独自の技術開発・品質管理の徹底これまでの木造住宅は、大工さんの熟練した技術に負うところが大きく、後継者不足も手伝ってコストや工期などで不都合な面が生じていました。プレカットは予め建築用材をカットしておくことでこれらの問題を解決するもので、廃材やチップ等の有効利用も図れます。自社工場を持つことは独自の技術開発、品質管理を行なうことも目的としています。

多良木工場

多良木工場人吉多良木にある木材乾燥センターは、3万平方メートルの敷地に9300立方メートルもの原木・製材がストックされています。製材された材は、空気がよく通るように材と材の間に細かく桟を挟む「桟積み」にしてストック。すべての材は1~2年かけて太陽と風を利用し、天然乾燥されます。その後、モルダーがけなどの2次加工まで多良木工場で行います。

プレカット工場(AQ認証工場)

プレカット工場(AQ認証工場)AQ認証とは、(財)日本住宅木材技術センターが優れた品質を認めた製品に与えるもので、厳しい資格条件をクリアしたものだけに与えられる高品質のお墨付きです。柱や梁など用途別にプレカットされ、継手、仕口など本格木造住宅に要求される高精度の加工が行われています。従来の手加工に比べて約1.5倍の強度と抜群の精度を誇ります。
お客様のすまいを支える主要構造部材の加工の様子も公開しており、ご見学いただけます。

森林セラピー

森林浴を住宅に取り入れる

森林浴を住宅に取り入れる「森の中を散歩すると心が安らぐ」皆様そんな経験をお持ちと思います。これは、自然由来の刺激を受けたとき、本来の人間としてのあるべき姿に近づくため、リラックスし、快感として感じているのです。木の香りで癒される「気持ちの良さ」には、実は科学的な裏付けがあるのです。こうした森林浴効果のことを「森林セラピー」といいます。

森林セラピーによる健康効果
  • 1.森林浴でストレスホルモンが減少する
  • 2.森林浴で副交感神経活動が高まる
  • 3.森林浴で交感神経活動が抑制される
  • 4.森林浴で収縮期・拡張期血圧、脈拍数が低下する
  • 5.森林浴で心理的に緊張が緩和し活気が増す
  • 6.森林浴によりNK活性が高まり免疫能が上がる
  • 7.森林浴により抗がんタンパク質が増加する

すまい工房のすまいは、天然乾燥材を9割以上使用しています。そのため、木そのものの香りが損なわれることがなく、森林浴の疑似体験ができて森林セラピーの効果が期待できます。